実験的サウンドフェス Tokyo Experimental Festival

By aruga

東京から新しい芸術文化を創造・発信するアートセンター トーキョーワンダーサイトが主催するサウンド・フェス「トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバルVol.8」に注目が集まっています。今年で通算8回目となる同イベントは、世界各地から様々なジャンルのアーティストが集うサウンド・フェスティバル。その一部門であるTEFパフォーマンスは、渋谷パルコのほど近くに位置するトーキョーワンダーサイト渋谷を会場に、気鋭のアーティストによる「エクスペリメンタル=実験的」なパフォーマンス、演奏、展示を公開するというものです。

登崎榮一 小西徹郎 「BCD Sound Performance」

登崎榮一 小西徹郎 「BCD Sound Performance」

同イベントには、会期終了の2013年12月8日(日)まで才能溢れるアーティストたちが多数登場し、リレー形式でパフォーマンスを行う予定となっています。エクスペリメンタル・ミュージックというと少し難解な印象を持つ方も多いかもしれませんが、先入観を持たずに聴いてみれば中々楽しいもの。この機会に最前線?!の音楽体験をしてみてはいかがでしょうか。スケジュールは以下の通り。

ヤロスワフ・カプシチンスキー「Where is Chopin?—インスタレーション&インターメディアリサイタル」

ヤロスワフ・カプシチンスキー「Where is Chopin?—インスタレーション&インターメディアリサイタル」

11月15日(金)~17日(日) グスタヴォ・チリアコ 「A room of wonder | Tokyo」(TEF サウンド・インスタレーション参加企画)

リオデジャネイロとリスボンに拠点を置くパフォーマー、アーティスト。ダンス、演劇、建築、美術史、パブリック・アートの要素を持つ。

11月19日(火)~23日(土) 登崎榮一 小西徹郎 「BCD Sound Performance」

コンピューター遠隔両手入力装置を使用したリアルタイムのBCDドローイング(Bimanual Coordination Drawing=両手によるドローイング)に、同じくリアルタイムでトランペットの即興演奏を重ねる。

11月19日(火)~ 24日(日) ヤロスワフ・カプシチンスキー「Where is Chopin?―インスタレーション&インターメディアリサイタル」 

スタンフォード大学で教鞭を取るインターメディアの作曲家。世界各都市で150人の聴衆を集めコンサートを開催し、その人たちの表情を収録した素材を用いて、人々の心、表情に音楽の跡を探すインスタレーションを展示。またパフォーマンスでは作曲家本人がピアノを演奏。

11月26日(火) 安井寛絵+松宮圭太+渡邊裕美「サキソフォーン、エレクトロ二クスによる空間表現の現在」

フランスで活動する演奏家、作曲家、音響リアリゼーターによるプロジェクト・パフォーマンス。サックスと電子音響による作品を紹介。作品の解説〜デモンストレーションや即興演奏を行う。

11月29日(金)~30日(土) ヴァリヨ・アンサンブル「月に憑かれたピエロとその影」

5人の演奏家とアンニカ・フールマン(歌手)、ミーカ・ヒューティアイネン(作曲)、ヤーッコ・ノウシアイネン(演出)が結成したユニット。オーストリアの作曲家・シェーンベルクの連作歌曲『月に憑かれたピエロ』に、ベルリン在住のフィンランド人作曲家・ヒューティアイネンによる3つの影の作品を融合させた実験的音楽劇。

11月30日(土) トレーシズ・コレクティヴ 「Input Place in Space A」

米国、英国、ドイツ、オランダのアーティストによるマルチメディア・リサーチ・プロジェクト。空間自体の間取りをオープンスコア(=楽譜)とし、音、言語、動きを探求するパフォーマンス。

12月1日(日) ドゥドゥ・ツダ「Le Temps Suspendu」

電子音響を使ったポップで交響的なアレンジを集めたオーディオ・ヴィジュアルや、幾何学的なビデオアートを展開するアーティストによる4チャンネル・サウンド・パフォーマンス。エディットされ配置されたサウンドとピアノの生演奏で空間を作り上げる。

12月3日(火) エックス・イースター・アイランド・ヘッド「Duo for TEF」

ソロ、デュオ、カルテット、大規模なアンサンブル等、様々な形態で活動するリバプールの音楽集団。プリペアド・エレキギター、テープ、打楽器などを使って演奏を行う。

12月5日(木)~8日(日) ダンスコンブ/ ゴリンスキ/ ハーマン トリオ + ハラダ/ イノウエ/ オガワ 「Cartography Event and Resonance: Decay」

日本、アメリカ、オーストラリアのミュージシャン〜音響エンジニア6人がつくる音響イベントとインスタレーション。初日に空間をマッピングしてかたち作る音響パフォーマンスを行い、2日目よりその残響がデジタル信号処理されながら会場で流れる。

12月7日(土) サトシ カクタ トリオ「セッション #8」

角田 聡、後藤 剛、細野 拓也によるユニット。映像を可聴化すると同時に音を可視化。「聴こえる音」「見える音」「見える映像」「聴こえる映像」をリアルタイムで生成する。

12月8日(日) モノlith「a rotation within the mindscape」

たむらひろし(tamuranmusic)と山田ビヨンドによるサウンドアートプロジェクト。私達の生活環境をとりまく、電波や放射線など「目に見えないもの」が発する衝突音をスーパーボールを使って表現する。

エックス・イースター・アイランド・ヘッド「Duo for TEF」

エックス・イースター・アイランド・ヘッド「Duo for TEF」